幻のコーヒー「コピ・ルアック」って実はジャコウネコの…!?(試飲レポート)

みなさまは「コピ・ルアック」というコーヒーをご存知ですか?
知る人ぞ知る、なかなか手に入らない“幻のコーヒー”として最高級品の一つに数えられています。ではなぜ“幻のコーヒー”と呼ばれているのでしょう?

幻のコーヒー「コピ・ルアック」

「コピ・ルアック」はインドネシアのアラビカコーヒーで別名“ジャコウネココーヒー”や“イタチコーヒー”などと呼ばれています。

名前の由来であるジャコウネコは、ネコ型亜目・ジャコウネコ科の動物で、ハクビシンに似ており、アフリカ大陸、ユーラシア大陸、インドネシア、スリランカ、フィリピン、マダガスカルなどに生息しています。
さてこのジャコウネコ、いったい何を食べていると思いますか?

小動物や果実などのほかに、なんと「コーヒーの実」も大好物なんです!しかしながら種は消化できず、糞として排泄されます。
…もうお分かりかもしれませんが、この糞として出てきた珈琲豆から作られたのが「コピ・ルアック」というわけです。

幻のコーヒー「コピ・ルアック」

消化されずに出てくるので、実物は珈琲豆とあまり変わりありません。それをよく洗浄、精製したものがそれになります。
ジャコウネコは、香料の原料として知られる霊猫香(れいびょうこう)を分泌する動物で、体内で豆を発酵させることで独特な香りと味わいを生みだします。
食用・害獣とみなされたり、森林伐採などによる生息地の破壊、またジャコウネコの分泌物から採れる香料は麝香(ジャコウ)から採れる香料に似ていることから麝香目当ての狩猟などにより、生息数が減少している種もあります。
それが、なかなか手に入らない“幻のコーヒー”の所以です。
なんと一杯8,000円するとも言われ、最高級品として普段口にすることができないコーヒーではないでしょうか。

今回、その大変貴重なコーヒー「コピ・ルアック」をお客様より少量分けていただき、社内で飲む機会がありました。それぞれ試飲した感想はこちらになります。

・まろやかな風味、酸味が後口に残る。独特な風味。
・適度な苦味と酸味があり、後口は苦味が残って印象的。
・独特な酸味が口の中に広がり、旨みの余韻が残る。
・柔らかな苦味と酸味があり。後口もよい。

やはり“独特の風味”が特徴のように思います。
(ジャコウネコの糞として飲んでいるからそう思うのかもしれませんが…)
とにかく新感覚!はじめての体験でした。

ほかにもアフリカの「モンキー・コーヒー」やタイの「ブラック・アイボリー(黒い象牙)」など、動物の糞からできるコーヒーがあります。
希少価値が高いコーヒーが必ずしも美味しいというわけではないでしょうが、機会があれば試してみたいですね。
コーヒー好きの方はぜひ一度お試しあれ。

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